2010年10月26日火曜日

尾行相手と親しくなればいいじゃないか

今日も探偵ライブから、BOSS 探偵、谷口敏夫になりきってお届けします。


「カメラの使い方がわからんなー。
どないしてつかうんだ? これ? こうかなー? ああかなー?」
尾行しながら渡されたカメラをいじって、公園の風景を撮るフリをしながら、パッと尾行の相手に向けて、カシャッ。



風景を撮るフリをしながら、またカシャッと、撮っていました。



そうすると、できないことがあるんです。



正面から、撮れないんです。




目的の相手を、どう撮ろうか?
最初、正面から撮ろうと思ったが、ばれそうで怖くてできない。
正面からカシャっというような、そんなお見合いに出てくるような写真なんか、撮れるわけない。



見つかったらどうしよう。
ばれたらどうしよう。
そんな不安が先行しながら、ついつい尾行の相手にカメラを向けてカシャってするんです。顔がこっちむいて、カメラをあっち向けてカシャってするから、全然撮れない。



ファインダーが、あっち行ったりこっち行ったりして、「まったく、まいったなーっ」て感じになってきた。

「どうしようなーっ、どうすれば正面から撮れるかなー、どっかいい方法ないかなー」
本当に考えて、考えました。



「あっそうだ!」



「二人がデートしているわけだから、親しく話しかけていって、
『写真を撮ってあげようかー』と言って、誰かに僕のカメラを渡して、
一緒に撮るとか、そういうのはどうかなー?」




それでこちらから、話しかけていった。



「どこから、いらっしゃったんですか?」
「なるほどなるほど」



そんな風に聞きながら、写真を撮ってあげたりしながら、ちょっと仲良くなっちゃいました。




「まずいな、ばれたら絶対にやばいなー」



「でも、写真を撮るくらいはいいだろう」




自分の中でさまざまに葛藤しながら、でもそのまま、続けました。
そしてようやく公園デートが終わり、四時半くらいにその公園からまた、タクシーに、乗られてしまったんです。



「えー、またか、困ったなー」

この次の話は、こちらをクリック。お楽しみに~(^-^♪



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